最近は、江戸時代を舞台にした小説をよく読むようになった。
散々読み飛ばしてきた現代小説たち、推理、古典、SF、
ホラー・ダークファンタジー、ハードボイルド系は一座中断。
今はもう経験することのできない、以前確実にこの国にあった
一時代を舞台にした話が読みたくなった。
しかし、剣豪小説には今一つ手を出す気にはなれない。
中学校のころから十代後半まで読み返してきた眠狂四郎シリーズで
停止してしまっているが、気持ちの再起動には、もう少し
時間がかかりそうだ。
最近、良く手に取る小説の作家は、宮部みゆきや畠中恵が多いな。
お気に入りの小説や他の作家については今度にしてみよう。
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宮部みゆきの本は、随分前から読んでいたと思う。
しかし江戸物は、震える岩や天狗風、お文の影あたりの妖しい話から
だと思う。
その後、初ものがたりや日暮らしなどの江戸グルメやミステリーが
からんだ話が面白くこのジャンルにはまってしまった。
ん~ん、江戸グルメ食べてえな。
屋台で出される稲荷すしってぇのもつまんでみたいし、
煮売屋ってのは、今でいう商店街の惣菜屋のような店かな?
…続き…
最近はまっている江戸物のジャンルに妖かし物・ファンタジーノベルがある。
いわゆる水木しげる系統の江戸物バージョンと言えば乱暴すぎかな?
もう既にずいぶんと有名になったしゃばけシリーズ。
今は何冊目まで出てるんだろう。
全て手に入れて読んでるはずだが、他の作品も合わせて読んでるので
もう判らない。
一冊目を呼んだ後は、これからどんなシリーズになるのか
楽しみになったが、ここまできたのならライフワークに
するつもりなのだろうか?
読者側の息が続くのか多少不安になるが、近作ではエンディングの
気配も感じられたのが気がかりだ。でる限りは、きっと読むんだろうな。
…続き…
つい最近知った作家に香月日輪という女性作家がいた。
漫画の原作者として名前を見かけて気になっていたが、新作として
大江戸かわらばんというタイトルが気になって手に取った。
読んでみると、結構軽い読み口でライトノベルというジャンルに
含まれるらしい。
しかし、江戸物ファンタジーだが決して軽くはないように思える。
新作を楽しみにしていたが、どうやら作者が亡くなったらしい。
とても残念だが、御冥福をお祈りいたします。
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