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大好きなもの達や過去の記憶の断片達
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カラスだらけ


朝からカラスばかりが目にとまる。

見上げた空を舞っている姿。

数羽の仲間と一緒にビルの屋上に止まっている姿。

アスファルトの上の降りて何かをついばんでいる姿。

収集前のゴミの山の上で羽ばたいている姿。

なんだかカラスだらけだな。

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始まりの水


激しい雨の中、川に沿って車を走らせた。

川を上っていくと、増水して一息ついたばかりの水辺の草たちが、横殴りの雨に踊っている。

帰りに川を下るときにはきっと、この川は急流になっているだろうか。

この川の始まりに行けば、岩に穴をうがつような最初の水に出会えるだろうか。

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冬の景色


毎日横を通り過ぎている工場の煙突から、真っ白な塊が空めがけて湧き上がっている。

あぁ、冬の景色だ。

いつもの海面には水鳥はいない。

ゆるやかに流れている川には、どこからかやってきたゴミだけが流れていくこともなく浮かんでいる。

これも日常の景色なんだろう。

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まるで絵本のようだ


いつも通り、朝目が覚めてから窓を開けて空を見上げる。

風は冷たいが、いつもの冬の朝だ。

水色の空にいくつもの小さな雲がぽっかりと浮かんで風に流されていく。

くっきりとした形の雲たちは、まるで絵本に出てくる雲のようだ。

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正月だったけど


朝日が目に染みる。

空に雲は浮かんでいるけど晴天のようだ。

1月2日に母が亡くなった。

体調が急変したらしく、最後の時には間に合わなかった。

涙はこぼれなかった。

ただ、心の中の何かが消えていったような感じだ。

初七日も終わり、日常のサイクルが戻ってきた。

やらなくてはいけないことは山積みだが、とにかく日常が戻ってきた。

でも、いつもとは一日の感じ方が違っている。

昨日だった一日が、ただ新しくなって繰り返し続いている、そんな感じだ。

今までに過ごしてきた日々を思い返してみる。

自分の時間と一日の予定、考えなければいけない事柄の何分の一かは母のために使われていた。

子供の頃から続いてきたことだから特に気にしてこなかったが、気を使うべき、手間と時間を使うべき対象がいなくなると、その無くなった何分の一が空っぽになってしまい、どうにも落ち着かない。

どうやって埋めようかな。
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今日は成人式



1月9日。


相変らず、近所のマンションの屋上をテリトリーにしてるカラスが空を舞っている。


晴れてるが雲の行き足はかなり速い。


そういえば、今日は成人の日らしい。


日付が変ったんだな。


確か以前にそんな記事を新聞で見た気がする。


年が明けてからバタバタしてたから、空を見上げてのんびりすることがなかった。


1月2日に母が逝った。


体調の急変で、最後の時には間に合わなかった。


まるで揺り起こしたらそのまま目を覚ましそうな顔をしてた。


眠ったまま逝ったのが幸いだ。


ようやく初七日が終わり、家族の気持ちも少しは落ち着く頃なんだろう。


ただ、自分の中には悲しみよりも空っぽな何かが占めている。


役所の届出や施設への支払い、49日の法要が終わったらすべきことが無くなる。


その後どうなるのかな。



あぁ、残された父がボケないよう注意は必要かもしれない。


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12月31日


晴れた空。

青い空に、白い雲が風に追われて流されていく。

いつものカラスたちは、目の前にあるマンションの屋上から姿を消している。

今月の初旬に、母を施設に入所させた。

家の中からトライアングルの一角が消えてしまった。



特別養護老人ホーム



11月に体調を崩し、救急車で総合病院へ。

担当医の話を聞き、ここが終焉の場所かもしれないと覚悟を決めたが何とか持ち直した。

こんな状態の人間を良く自宅で世話できたものだと、感心してるような暗に非難してるような言葉が担当医の口から出てきた。


今までに何度もこの病院に救急搬送されてるのに、何も問題ないと追い返してきたのはこの病院だろ!


口から出かかったが、何とか押さえ込んで担当医の話を聞いた。




12月に月が変る頃にはずいぶんと様態が安定したが、困ったのは病院での処置は終わったとの事で退院をうながされた事だ。


退院しても、行く場所がない。



自宅で家族が介護するのは無理だろうと、担当医から言われたし自分達も無理だと感じていた。

でも、だったら何処へ?



病院付きのソーシャルワーカーがやってきて、色々と施設へ連絡を取ってくれたが地元では受け入れ先がない。

申し込んでいた特別養護老人ホームも、母の状態を聞くと受け入れ困難だと返答が返ってきた。

どうする?



数日後、地元から離れた場所だけど、ある施設が受け入れ可能だと連絡をくれた。

家族と話し合った後に了承すると、早速退院と施設への入所が決まった。

素早い。

そんなに追い出したかったのか?


とにかく母を、入受け入れ可能だと言ってくれた施設へ入所させた。

住所を聞き、カーナビの指示で施設へ辿り着いた。

かなり離れた場所だ。

でも環境は悪くない。



数日後、書類関係の処理が必要だったので顔を出すと、病院にいた時よりも顔色が良く顔つきも良い。

顔を出したとたん、うれしそうな声で迎えに来たのかと聞いてきた。



今年の初春から施設の入所について話し合い、本人も納得してたはずなのにすべて忘れてしまったらしい。

自宅での介護はもうできないと告げると子供のように駄々をこね始めた。



90過ぎの夫と車椅子の息子じゃ、これ以上自宅での介護はもう無理なんだよ。

ごめんよ。



施設側では最後のみとりまでお世話しますと担当者に言われた。

最後のみとりって言われてもね。



でもよく考えてみたら、施設の場所が離れてるから万が一の時には間に合わないかもしれない。

納得できる話だったが、母と会ったときの印象ではまだまだ先のことだと思う。


ピンピンコロリ



とりあえず母については施設も決まって一安心だが、これからは残る父親の今後について考えなくちゃいけない。

自分にはあなたの介護は無理だよ、親父さん。

薄情かもしれないけど、できるだけピンピンコロリでよろしくね。





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justgeeの忘れ物
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