大好きなもの達や過去の記憶の断片達
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 久しぶりに本の話を。 ずいぶん前に買って、何度も読み返した本の背表紙を見て、 久しぶりに手にとって読み返してみた。 1冊は「淋しい狩人」 宮部みゆき著 古書専門店の話だ。 この店に来る客と店主、そして店主の孫が古書にかかわる事件、 問題を解決していくミステリー仕立ての作品だ。 派手な話じゃないが、丁寧に話が作られていて落ち着いて 読むことが出来る佳作だと思う。 次は「ビブリア古書堂の事件手帖」 三上延著 この作品は現在も続いていて、新作が出る度に手に入れて 読んでいる。 本にまつわる謎やミステリーを女性店主が解決していく 話なのだが、本を読めない体質の店員がなんだかなぁという 存在なのも面白い。 コミックにもなっていたので小説を読んでない人もタイトルと あらすじは知っているかもしれない。 これらの本を読むと、古書店に行ってみたくなるが悲しいことに 近所に古書店は無い。 しかも、個人経営の書店も無くなってしまった。 時代の流れといってしまえばそれまでだが地方都市の現状は、 書店好きの身には少し淋しい気持ちでやりきれなくなる。 現在、欲しい本は大きなブックセンターやショッピングモールの 中にある書店、またはネットで注文することになるのだが、 これらの存在が近所の書店や古書店を潰すきっかけだ思うと、 また複雑な心境になる。 小さな書店や古書店は、店主の趣味や考え方で本の並びや 置いてある本の傾向が違ってくるので、店に行くだけで 楽しかったんだがなぁ。 にほんブログ村 PR ● コメントフォーム |
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